犬を飼うことは多くの喜びをもたらしますが、どんなに好きな愛犬でも、時には疲れやストレスを感じることもあります。
私も1人で犬を飼い始めた頃は「思っていた生活と違う」とストレスを感じることもありました。
疲れる原因は犬との関係だけでなく、その日の仕事やプライベートな面など様々です。
今では多くの犬と生活していますが、生き物との生活は毎日トラブルが多く、大の犬好きの私も疲れやストレスを感じる日もあります。
ブリーダーでもストレスになるくらいなので、悩まれている方は絶対に悪くないので、自分を責めないでくださいね。
この記事では、犬との生活や世話に疲れたときに行ってほしい対策やリフレッシュ方法について紹介します。
犬との生活や世話に疲れる原因
犬との生活や世話に疲れを感じてしまう原因は様々です。
まずは、その原因となりやすいものをいくつか挙げていきます。
想像以上の時間と労力
犬の世話は、単に餌をやる以上のことが要求されます。
散歩や遊び、トレーニング、グルーミングや歯磨きなど、これらの活動は日々の生活の一部となり、予想以上の時間とエネルギーを必要とします。
犬種や年齢、性格によって、必要なケアのレベルが異なりますが、特にエネルギーが高い犬種や若い犬は、より多くの運動量と注意を必要とします。
小型犬でも、犬種によっては大型犬並みの運動量や厳しいしつけが必要となる子もいます
問題行動によるストレス
無駄吠えや家具の破壊、トイレの失敗など、犬の問題行動は飼い主にとって大きなストレスの原因となり得ます。
問題行動の多くは、不適切なトレーニングや運動不足、または社会性の欠如に起因します。
犬のストレスや不安が問題行動を引き起こすこともあります。
経済的負担
犬の飼育には食費や医療費、ケアの料金、保険など色々とお金がかかります。
また、犬の飼育には、予想外の費用がかかることがあります。
毎月のノミ・マダニの薬だけでなく、突発的な下痢など体調不良もあり結構なお金がかかります。
時間の制約
犬を飼うことは、社会生活や個人的な自由に影響を与えることがあります。
趣味などの自由時間の減少や旅行の制限がその例です。
犬の世話は予測不可能な要素を多く含み、これが自己の時間を制限し、飼い主が疲労する原因となり得ます。
対処法とリフレッシュ方法5つ
原因で説明したように、犬との生活で世話をしたくなくなることは誰にでもあります。
それでも犬が与えてくれる幸せはかなり大きいので、一緒に楽しく暮らすために行うべき方法を5つご紹介していきます。
①頑張りすぎない
感情論のようですが、これはかなり大事です。
- 「しっかり躾けをしないと」
- 「ずっと一緒にいて遊ばないと」
- 「たくさん散歩に連れてかないと」
など、愛犬のことを可愛がる優しい人ほど、頑張りすぎて耐えきれなくなるケースをよく見かけます。
完璧にしつけをしなければならないわけではありません。
犬も人と同じで性格や個性があり、物覚えが悪い子もいたり、小さい子供のようにたまには悪ふざけをしたくなるものだから仕方ないと捉えましょう。
自分も小学生の頃悪ガキだったから仕方ないよなーと思ったりしています。笑
私も多くの犬と暮らしていいますが、しつけは程々にしてのんびり暮らしてもらうよう心掛けています。
もしあまりにもしつけが出来ず噛みついたり、イライラが止まらない時は在宅型のしつけ教室がおすすめです。
個人的にはしつけ教室に通ったり預けるよりも、自宅に来てくれる方にお願いすべきだと感じています。
私も一度試しに教室に連れていきましたが、その時は良くても家では元に戻り、結局は自分で躾ける必要がありました。
自宅は全く違う環境なので、”自宅でのやり方”を教えてもらうようにしましょう。
預ける場合はかなりのお金が必要なので、お金ももったいないです。
②プロのサポートを活用する
プロのトレーナーや獣医師、トリマーなどに定期的に相談し、手間のかかるケアをやってもらうこともオススメです。
- ケアが苦手
- ずっとやるのは時間がない
- 思ったとおりにいかず面倒くさい
という方は、シャンプーや爪切り、肛門絞り、足裏の毛カットなどのケアはトリマーさんにお願いしましょう。
セットでお願いしたら金額も安くなりますし、飼い主もワンちゃんもストレスフリーで、面倒な手間もかかりません。
また、犬の健康問題は、突発的な出費や負担が生じ、飼い主に大きなストレスを与えることがあります。
健康面は獣医師との定期的な通院を通じて、犬の健康状態を常に最適に保つようにしましょう。
月一のノミ・マダニの薬を飲んでくれない子の場合は、病院で飲ませてもらいましょう
私はいつも薬を飲ませていますが、犬によっては飲んでくれないかなり大変な子もいます。
病院によっては、定期的に薬を飲ませてくれるだけでなく、爪切りなどのケアもやってくれるところも増えてきているのでオススメです
健康面は獣医師、ケアはトリマー、しつけはトレーナーさんにもお願いすることができると考えると、少し気持ちが楽ですね。
「全て自分でやらなければならない」と考えないようにしましょう。
③短期間のペットシッターサービスの利用
時には、短期間だけでも犬をペットホテルに預けてみることで、ゆっくり休息をとることができます。
その間に旅行や趣味に没頭したり、何も考えずゆっくりして、リフレッシュされた状態で犬と再び向き合うことが可能になります。
一度離れると、やっぱり寂しいなーと感じますし、会えた時は嬉しいです。旅行など行くこともできるのでかなりリフレッシュできます。
もし家族や友人の協力を得られる場合は、数日間お願いするのもいいですね。
私は旅行の時は、長期間であればペットシッター、短時間の場合は両親にお願いしています。
私より、優しい両親に懐いているのは悲しいです。
④自身のケアとのバランスを保つ
犬の世話に追われがちですが、自分自身のケアも重要です。
定期的に自分のための時間を設け、リラクゼーションや趣味に時間を割くことで、心身ともにリフレッシュできます。
私はゲームが趣味なので、犬はゆっくりするか1人遊びをしてもらって、ゲームする時間も作っています。
周囲のブリーダーさんは整骨院やジム、ドライブに行かれる方も多くいらっしゃいます。
犬に構ってあげる、遊んであげることも大事です。
しかし、構いすぎても分離不安症になってしまうこともあるため、犬との時間だけでなく、自分の時間も作って大切にされてください。
⑤ SNSでのつながり
地元にある犬のコミュニティに参加することで、同じような経験を持つ他の飼い主との交流が可能になり、悩みなどを相談しやすいです。
しかし、私はそういった人の集まる場が苦手なのでSNSをオススメします。
私は犬を飼い始めた時はインスタグラムを始めてみて、同じ犬種を飼われている方をフォローして、相談やコメントをしたりしていました。
SNSなら気軽にコメントでき、悩みを話すとスッキリしますし、先輩の意見を参考にするのも一つの手かなと感じています。
まとめ:犬との生活や世話に疲れた時に試す5つ方法
最後に犬との生活に疲れた時に試してほしい5つの対処、リフレッシュ方法についてまとめます。
- 頑張りすぎない
- プロのサポートを活用する
- ペットシッターの利用
- 自身のケアとのバランスを保つ
- SNSを活用する
犬を飼うことは幸せなことが多いですが、大変でもあり、疲れを感じることも多々あります。
上記の方法を通じて、飼い主の生活もリフレッシュし、犬との関係をより充実させることが可能です。
犬との生活を楽しみながら、飼い主自身の幸せも大切にされてください。
ここまで見ていただきありがとうございました。