犬の選び方

初めての犬を飼う時に必要なもの16選【必須なもの、あれば便利など分けて説明】

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初めて犬を飼うときは、何がいるのかわからないですよね。

つい、要らないものまで買ってしまったり、逆に引き渡し直後に必要なものが足りない場合もあります。

本記事では、初めて犬を迎える方々に向けて、絶対に必要なものから出来れば必要な物、生活スタイルによっては必要な物をご紹介します。

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犬を飼う時に絶対必要な物


まずは、犬を飼うときに絶対に必要な物についてご紹介していきます。

1.ケージ

これは、犬に落ち着く居場所を与えるために必要です。

ケージは犬の「自分だけの場所」として重要で、留守番時の安全な居場所にもなります。ケージは、犬がストレスなく過ごせる空間になりストレスを軽減します。

選び方:サイズは犬が立っても回転できるくらいの広さを確保し、通気性の良い材質を選びましょう。


また、底部は取り外し可能な方が掃除しやすく、かじってしまう子もいるので重くても丈夫なものが望ましいです。

子犬の時に丁度良いサイズにしてしまうと、成犬になった時に窮屈に感じてしまいます。


子犬の時に大きいと感じるくらいにしていると、その後も使い勝手が良く、犬もストレスを感じにくいです。

小さい時期はほんの少しですからね。我が家はケチって小さい物にして、結局大きなケージに買い替えました…

思っているより大きくなることもあり、ケージは頑丈で長年使うため、家に置けるサイズでなるべく大きなものにしましょう。

私は下記のケージを購入しましたが、両開きで掃除がかなりしやすくてオススメです。

また、オシャレな色なのでリビングに置いても問題なく、犬用グッズやフードなどは無印のケースに入れてケージの上に置けることも気に入っています。


2.ベッド

犬用のベッドは、犬の快適な睡眠と関節の保護、安心感を与えるために必要です。

犬の年齢やサイズ、寝る姿勢、暑がりなのか寒がりなのか、好みに合わせたベッド選びが重要です。


悲しいことに、ベッドを与えても寝てくれない子もいるので、色々と試してみる必要があります。

冬は暖かくて柔らかい素材、夏は通気性の良い素材で分けれると良いでしょう。また、洗濯可能であるとより衛生的です。

詳しくは下記の記事にまとめているので、気になる方はご覧ください。

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3. ドッグフード

ドッグフードは初めて買う時、何を選べば良いのかわかりませんよね。

子犬や成犬、高齢犬の時期に応じてフードは変更する必要があり、種類も豊富なので本当に悩みます。

しかも、子犬の時期はアレルギー体質であったり、味が気に入らず食べてくれない、消化不良を起こす場合があります。


そのため、引き取る際に、ブリーダーやペットショップで与えているフードの種類を聞きとって同じ物を購入して与えることがオススメです。

引き取り後の犬はストレスで体調を崩しやすいのですが、普段食べているフードなら、特に問題なく栄養が確保できるためです。


引き取った直後、なかなか食べてくれないという相談はかなり多いです。

慣れてきてから、色々とフードを試してみて、食いつきや消化を見ながら、その子に適したフードを与えてみましょう。

4. 食器

犬が安全かつ快適に食事をするために必要です。

犬の大きさと食事のスタイルに合わせて食器を選びます。

小型犬や子犬には低めの食器が適していますが、大型犬には首や背中への負担を減らすために、少し高さがある食器が適しています。


利用する素材は耐久性があり、簡単に洗えるものが良いです。

ステンレス製やセラミック製は清潔に保ちやすく、プラスチック製よりも長持ちします。


プラスチックは安い分、かなり軽いので、小さい子は踏んでひっくり返すことがあります。

たまに体は小さいのに激しく皿を動かしながら食べる子もいるので、そういった子は重たい器にしてあげましょう。

また、食器の底に滑り止めのゴムや固定具が付いていると、食事中の食器の動きを防ぐことができます。

私は3coinsの器を買いましたが、倒される心配もなく、おしゃれでコスパも良かったです。


3coinsオンラインサイトより


器は、消耗品で高頻度に洗うものなので、あまり高すぎるものは控えて、安くてオシャレなものをいくつか購入しておくと良いですね。

5. おもちゃ

犬の精神的・身体的な刺激を提供し、ストレスを減少させるために必要です。また、噛むことで歯だけではなく、全身的な健康を保つ効果もあります。

子犬の時期に、目につく物に噛みついて遊びたくなるのは仕方ないことです。

人の手や家具などに噛み癖が出ないようにするために、噛んでもいい物は何かを覚えさせる必要があります。


子犬には柔らかくて噛みやすく、小さめのおもちゃが適していますが、大型犬や強い噛む力を持つ犬には耐久性の高いおもちゃが必要です。

素材は安全で非毒性のものを選び、飲み込んでしまうので、小さな部品が取れにくいものを選ぶことが重要です。


ロープ型のおもちゃは噛む力を強化し、乳歯が抜けづらい時や歯の不快感を抑えてくれます。

フリスビーやボールは、運動能力を高めるのに適しているだけでなく、飼い主と一緒に遊ぶことで信頼関係も高まります。

また、音が出るおもちゃは犬の注意を引き、遊びの刺激を提供します。

使用時は、犬がおもちゃを誤って飲み込まないように注意し、破損したおもちゃは交換しましょう。

犬によって好みが違うので、いくつか色々な種類を準備しておくのがオススメです。

おもちゃは買っても遊んでくれないものもあるので、100均の安いものを色々と与えてみましょう。


うちの子は乳歯が抜けづらくてずっとおもちゃを噛んでいたので、ボロボロになりやすく、奮発して頑丈な高いおもちゃを与えたら見向きもしませんでした…

6. 首輪・リード

散歩をするためには絶対に必要です。

首輪は、犬の首に合ったサイズで、犬の皮膚に優しく、耐久性がある素材をを選びましょう。

体の成長によって大きさを変更できるものだと、大人になってからも長く使うことができます。


リードは、犬の大きさと活動性に合わせて長さと強度を選びます。

例えば、小型犬には軽量で柔軟なリードが適しており、大型犬には強度の高いリードが必要です。

伸縮性のあるリードは、少し高いですが、散歩時に犬に自由度を与えつつもコントロールが可能です。


私は最初、飼い始めて長すぎると散歩が不安だったので、紐タイプの短めのやつを買いました。

しかし、成犬になると散歩の自由度が低くて歩きにくくなったので、2年程経過してボロボロになった頃に伸縮タイプを買い直しました。

個人的には最初は使い方も不安だと思うので、紐タイプからがオススメです。



7. クレート・キャリー

犬を安全に移動させたり、動物病院の受診などで使用します。

また、飼い始めた時は、不安からクレートの中に籠りたがる子もいたり、しつけで使用したりもするので絶対に必要です。

2種類あり、折りたためるソフトタイプと頑丈なハードタイプから選びます。


ハードタイプは、重たい分頑丈で、移動時に安定していることが特徴です。

ソフトタイプは、軽くて折り畳める分、安定性にはやや欠けますが、場所を取らないのが特徴です。

どちらでも大丈夫ですが、個人的には、飼い始めの場合はハードタイプの方が使い勝手が良いのでオススメです。


車の移動時にもシートベルトで固定しやすく、飼い始めはケージの中にクレートを入れて、犬の居場所としても利用できます。


8. トイレトレイ ・シート

トイレとトイレシートは犬を飼うなら絶対に必要です。

トイレトレイは、犬が成犬になった時のサイズで選びましょう。

子犬の時期は、大きいかなと感じるくらいで大丈夫です。

トイレトレイの大きさに合わせて、吸収性の良いトイレシーツを使用しましょう。

トイレシートだけにすると、シートが動いておしっこが散らばったり、シートをかじってしまったり、犬が正しくトイレの位置を理解してくれない場合もあります。

トイレシートは、100均の物から吸収力や臭いを抑える高級なものまで様々です。

トイレシートの選び方

臭いや汚れが気になる、その都度シートを交換したいという人は、200枚入りなどの量が多いシートの方がコスパがいいです。

あまり交換したくない、交換を忘れてしまう、長時間留守にするという方は、3〜4回分吸収して臭いも抑えてくれるタイプを選びましょう。

消耗品なので、量が多い方がお得です。

私は1人暮らしで家を空けることが多く、臭いが気になるので、消臭効果のある3〜4回吸収用を使っていました。




必須ではないが出来れば必要なもの


次に、必須ではありませんが、あるとかなり便利でほぼ必須級のものをご紹介します。

1.ハーネス

ハーネスは首輪よりも付けるのは面倒ですが、犬の首への負担が少なくなります。

犬種によっては、首が弱い子もいるので、首輪で引っ張ることが望ましくない場合もあります。

ポメラニアンはその犬種に当たるので、私はハーネスを選びました。


首輪と比較して、首への圧力を分散させるので、特に引っ張る犬に適しています。

首が弱い犬の場合は、絶対にハーネスを選びましょう。

ハーネスは、犬の胴回りに合わせてサイズを選びます。

胴回りをメジャーで測定して、それより少し大きめであれば、犬が快適に着用できます。

私は胴回りピッタリを買ったら、毛のことを考えておらず、ピチピチすぎて買い直す羽目になりました…


素材は柔らかく肌触りが良いものを選び、調節可能であると犬の成長や体型の変化に合わせて調整できます。

また、反射素材のあるハーネスは夜間の散歩での視認性を高めるので、夜間の散歩で暗いところを歩くのが多い方は利用してもいいかもしれません。

2. タオル・ブランケット

タオル はシャンプーや入浴後の乾燥、掃除など色々な用途に使用します。

タオルは家にあるものなら何でも大丈夫ですが、なるべく吸収性の高い素材で、肌触りが良いものを選びます。

マイクロファイバー製のタオルは吸水性が高く、犬の毛にも優しいです。


ブランケットは、必要度は低めですが、犬の寒さ対策、安心感を与えるために必要です。

肌触りが良く、軽量で暖かく、洗濯しやすい素材が望ましいです。

フリース製のブランケットは軽くて暖かく、我が家も愛犬が気に入っているので利用しています。

ブランケットは、犬が自分の匂いをつけて、安心する効果や睡眠の質を高めてくれるので、犬用のものが一つあるといいと思います。

3. 犬用の服

気候に応じた体温の調整、特に寒い時期や雨の日の保温のために必要です。また、散歩の時は、虫刺されや紫外線からの保護も含まれます。

服は犬のサイズに合わせて選びます。測定は首の周り、胴回り、背中の長さを含みます。


素材は季節や活動に応じて選び、冬は保温性の高い素材、夏は通気性が良く軽量の素材が適しています。

犬が快適に過ごせることを最優先に考え、締め付けが強すぎたり、動きを妨げたりする服は避けます。


ファッション性を重視する場合は、様々なデザインや色の服が選べますが、犬の快適さがどうかを優先することが重要です。

最近では100均にオシャレなものも多くあるので、小さい頃はそちらを着せると出費が抑えられます。


子犬はどんどん大きくなるので、その都度オシャレなものを買っているとかなりの出費になります。

私は、ドッグランやドライブなど、特別な時だけ着る用に、1着だけオシャレなものを準備していました。

4.ペットウォーターボトル

これは、外出時や散歩中の水分補給のために必要です。

買い始めてすぐ必要というわけではないですが、散歩やドッグランに行き始めるまでには準備したいですね。


これは特にどれがいいなどはないですが、持ち運びやすいデザインで洗いやすいのものを選びましょう。

どれも一長一短で、水が出しにくかったり、出しやすくても少し水が漏れやすいというものもあるので、こぼれないように注意しましょう。

5. 消臭剤・空気清浄機

室内の快適な空気環境の維持と臭いの予防のために必要です。

犬を飼い始めたら、自分はそこまで気にならなくても、来客時にかなり犬臭さを感じて嫌がる人もいます。


来客に嫌な思いをさせず、 自分も不快感がなくなるよう、犬用の消臭剤がオススメです。

個人的には、人間用よりも犬用の方が、消臭効果を強く感じます。


空気清浄機は必要度としては必須ではありませんが、もし余裕がある人は、消臭機能やアレルゲン物質を取り除いてくれる空気清浄機があればベストです。

犬の臭いだけでなく、毛やフケも除去してくれるタイプであれば、ハウスダストなどのアレルギー体質の人もかなり楽になります。

うちは妻がハウスダスト、フケなどで鼻炎が出るのですが、空気清浄機を始めてからかなり症状が減りました。

6. 犬用消臭スプレー

子犬を飼うと、最初はトイレに失敗することがよくあります。

トイレトレーニングの時に、間違えておしっこをしてしまったところには、マーキングしている可能性もあります。

その場合は、マーキングした臭いがするところに再度おしっこをしたがるので、その臭いを消すために使用しましょう。


天然成分で作られた、非毒性の成分である安全な消臭スプレーを選ぶと良いとされています。

リセッシュなども舐めても毒性はないとされていますが、子犬はなんでも舐めてしまうので、より安全性の高いものが子犬の時は安心です。

犬は嗅覚がかなり過敏なので、無臭のものが好ましいです。


ライフスタイル次第で必要なもの


最後に、飼い主のライフスタイル次第では、あればかなり便利なものについてご紹介します。

1. 自動給餌器

夜勤などのある忙しい方や、定期的な餌を与えることが難しい方には必要となります。

最近ではスマートフォンで操作可能なモデルや、音声録音機能が付いたものなど、多様なオプションがあります。


これにより、飼い主の不在時でも犬の食事を正確にコントロールできますし、ちゃんと食べているかも確認できます。

プログラム設定が簡単で、スマホ連動型でカメラ付きの定期的な給餌が可能なモデルを選びましょう。

2. スマートカメラ (ペットカメラ)

子犬の時期は

  • 家で何をしているのかな
  • 体調を崩してないか
  • 悪さしてないかな

と初めて犬を飼った時は色々と不安になりますよね。

私も初めて犬を飼った時は、家で留守番をさせる間が本当に心配でたまりませんでした。


飼い主が仕事などで外出中に、犬が安全であるかを確認でき、万が一のときにも対応できるため、初めて犬を飼う不安な方は使用しても良いかもしれません。

必須ではありませんが、あると安心感が大きくなります。



まとめ:初めての犬を飼う時に必要なもの

最後に、初めての犬を飼う時に必要なものについてまとめます。

まずは必須なもの8選

  • ケージ
  • ベッド
  • ドッグフード
  • 食器
  • おもちゃ
  • 首輪・リード
  • クレート・キャリー
  • トイレトレイ・シート


次に必須ではないが、出来れば必要なもの6選

  • ハーネス
  • タオル・ブランケット
  • 犬用の服
  • ペットウォーターボトル
  • 消臭剤・空気清浄機
  • 犬用消臭スプレー


ライフスタイル次第で必要なもの

  • 自動給餌器
  • ペットカメラ

以上になります。

犬を飼い始めると、色々なものが必要になりますが、犬のために何かを少しずつ集めることすらも楽しくてたまらないですよ。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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