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ポメラニアンを飼うのは大変?飼うのが大変な理由7選と飼うのに向いていない人の特徴

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ポメラニアンは飼うのが大変なのか?

本記事では、ポメラニアンを飼うことが大変だと言われる理由と飼うことに向いていない人の特徴だけでなく、ポメラニアンを飼うことの魅力もご紹介します。

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ポメラニアンを飼うのが大変な理由7つ


これは一概には大変だとは言えず、ポメラニアンを飼うことは大変だと感じる人もいれば、全然大変に感じない人に分かれます。

まずは、ポメラニアンを飼うのが大変だと感じる理由を詳しく解説します。

①抜け毛が多いため掃除が大変

ポメラニアンは一年中抜け毛が多い犬種ですが、特に春と秋の換毛期にはその量が増えます。

家の中に毛が散らばることが多く、掃除の手間が増えるため、清潔を保ちたい人にとっては大変です。


また、アレルギーを持つ人にとっても、毎日の抜け毛は大きな問題となり得ます。

定期的なブラッシングは抜け毛を減らし、皮膚の健康を維持する上で重要ですが、これには時間と労力がかかります。

換毛期は、毎回着る度にコロコロをしないといけないこともあります。


②定期的なブラッシングが必要

ポメラニアンの毛並みは可愛い反面、毛玉ができやすいという特徴を持っています。

毛玉は皮膚病の原因となる可能性があるため、定期的なブラッシングが欠かせません。


ブラッシングは時間と労力がかかり、忙しい飼い主にとっては大変な作業となります。

毎日絶対にしなければならないわけではありませんが、2〜3日に1回は行う必要があると考えましょう。

③骨が細く、関節が弱い

小型犬で骨が細くて関節が脆いポメラニアンは、怪我をしやすい犬種とも言われます。

活発な子が多いので、その分怪我も多いです。

他にも骨折しやすい犬種としては、チワワ、マルチーズ、トイプードルなどが挙げられます。


特に高い場所からの落下時や床が滑る、体重過多など、日々の関節への負担が原因となりやすいです。

犬種ごとにかかりやすい病気は変化しますが、主に膝関節の脱臼であるパテラや外傷による骨折になる子が多いです。

そのため、高い所からのジャンプをさせない、滑らない床に変更する、足裏の毛をこまめにカットするなどが必要です。


④歯の問題が起きやすい

ポメラニアンは歯の問題を抱えやすいと言われており、定期的な歯磨きや定期的な歯科検診が必要です。

歯のケアは、彼らの全体的な健康を保つ上で重要ですが、適切な歯のケアを行うことで、歯周病などの問題を予防できます。


日々の歯磨きは飼い主にとって手間のかかる作業であり、忘れがちなケアの1つです。

しかし、ブラッシングや歯磨きなどのケアが面倒という方は、歯磨きはどの犬種でも必須なので、せめてブラッシングのケアが少なめな犬種をオススメします。

⑤警戒心が高い

ポメラニアンは人懐っこい子がほとんどですが、非常に警戒心が強い犬種で、見知らぬ人や動物に対して吠えやすい場合があります。

新しい訪問者や新しい環境で顕著になり、特に集合住宅などでは近隣住民との関係に影響を与える可能性があります。

特に、玄関のチャイムや飼い主が急に動こうとすると吠えるのでどうにかして欲しいという依頼が多く来ます。


警戒心を和らげて吠えないように躾けるためには、幼い頃からの社会化やしつけなどのトレーニングが重要です。

しつけのやり方自体は簡単ですが時間がかかる子もいるので、一概に全ての子が大変だとは言えませんが、時間と忍耐が必要だと考えておきましょう。

しつけの必要性については下記の記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください



⑥毛に汚れがつきやすい

ポメラニアンは毛がフサフサな分、うんちをした時やおしっこのミスをした時、毛にくっついてしまう場合があります。

稀に、うんちのキレが悪い時にお尻の毛にちょこんとくっついてる時があります。


おしっこが毛にかかってしまうと、嫌な臭いがする時もあり、その際はボディタオルで拭いたり、定期的なシャンプーが必要です。

お尻やお股の毛をハサミで定期的にカットしてあげると、毛の付着はかなり抑えられるので、ブラッシングと併用して行えると良いです。


⑦分離不安になりやすい

分離不安はポメラニアンによく見られる問題です。

ポメラニアンは愛情深く、飼い主との強い絆を築くため、一人にされると不安を感じやすいです。


分離不安は、飼育が大変になる原因になりやすいでの、なるべく早めから躾ける必要があります。

この問題に対処するには、段階的な分離の訓練や、留守番中の安心感を与えるための環境作りが必要です。

おもちゃや快適な寝床を用意することで、飼い主がいない間もポメラニアンがリラックスできるようにすることが効果的です。



ポメラニアンの魅力5つ


上述した内容がかなり負担に感じるという方は、ポメラニアンを飼うことが大変だと感じると思います。

しかし、ポメラニアンを飼うことは、その愛らしさと賢さによって多くの喜びをもたらす魅力もたくさんあります。

次に、ポメラニアンを飼うことの魅力を5つのポイントで詳しくご紹介します。

①甘えん坊で癒しになる

ポメラニアンの性格は、非常に甘えん坊で、飼い主とのふれあいが何よりも大好きです。

帰ってきたら尻尾を全力で振って、おかえりと甘えてくるだけで本当に疲れが吹っ飛びます


テレビを見ていてもずっと側から離れず、膝の上でコテっと眠ったり、甘えてこられると本当に癒されます。

抱っこや撫でられることで示す、愛犬の幸せそうな表情は、飼い主にとっての大きな癒しで喜びです。

日頃の疲れで、ペットからの癒しを求めている人には本当に嬉しいことですね。


②人懐っこい

ポメラニアンは人懐っこく社交的で、最初は警戒されても、すぐに仲良くなりやすいです。

時折、犬同士や猫とは上手く馴染めない子はたまに見かけます。


この性格は、家族や友人との集まりで中心的な役割を果たし、飼い主との社交生活を豊かにします。

私も毎年実家で集まる時は、気まずい雰囲気もなく、愛犬が会話の中心でアイドルになっています。


人見知りをせずに甘えてきてくれると、子犬の時期もケアがしやすくて飼いやすいです。

③賢くてしつけやすい

ポメラニアンは非常に賢く、しつけやルールを素早く学ぶ傾向にあります。

トイレや噛み癖、待てやおすわりなど、基本的なことを覚えるのは、ほとんど時間がかかりません。

吠え癖だけは、しつけをしっかり行わなければ残りやすい子もいるので注意が必要です。


また、飼い主の表情や感情を読み取るような賢さもあり、飼い主のイライラなどが伝わりやすい一面もあります。

この学習能力は、初心者の飼い主にとっても飼いやすく、しつけの成果を実感しやすいことを意味します。

④活発で遊ぶことが大好き

ポメラニアンは活発で遊び好きな性格をしており、一緒に遊ぶことでエネルギーを発散します。

彼らとの遊びは、飼い主にとって楽しい運動の機会にもなり、ポメラニアンの身体的、精神的健康を促進します。

ドッグランやお出かけなどが大好きなので、キャンプやドライブなど、遠出にも喜んで付いてきてくれます。

私もキャンプにいつも一緒に行っています


⑤カットを楽しめる

ふわふわの毛は、トリミングで色々な種類にカットできます。

  • 柴犬カット
  • たぬきカット
  • こぐまカット
  • ライオンカット

など、全部で約10種類のカットスタイルがあります。

色々なスタイルにしてあげることで、色々な可愛い姿が見られるのは魅力の一つです。

飼うのに向いていない人の特徴


次に、ポメラニアンを飼うのが大変だと感じる理由から、飼うことに向いていない人の特徴をまとめていきましょう。

しつけができない人

ポメラニアンは知能が高く、幼少期からのしつけが非常に重要です。

知能が高いのでしつけは要らないというわけではありません。


ポメラニアンは、しつけをしないと、噛み癖や無駄吠えなどの行動問題を抱えやすいため、早期より一貫したしつけが必要とされます。

そのため、しつけに時間を割いたり、忍耐を持って接することが難しい人には、ポメラニアンの飼育はお勧めできません。

しつけをしても上手くいかないという方もいますが、そういった時のためのドッグトレーナーです


上手く行かない子もいるので、その場合は遠慮なく頼ってくださいね。

散歩に行きたくない人

ポメラニアンは活発で運動を必要とする犬種です。

定期的な散歩は身体的、精神的健康を保つために重要であり、また社会化のプロセスにも不可欠です。


散歩を欠かすことは、ポメラニアンの健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適切な運動時間を確保できない人には向いていません。

そもそも散歩の時間が全くないという方は、犬種に限らず犬を飼うことは厳しいでしょう。


朝晩必要な犬種もいますが、ポメラニアンは1日1回で基本的に十分です。

いたずらを許せない人

ポメラニアンは好奇心旺盛で、いたずらをすることがあります。

ゴミ箱のティッシュを持ってきたり、洗濯物を持ってきたり、指で遊んでアピールをしたりします。


彼らのこの行動は、遊び心や構って欲しい気持ちの表れであり、若い犬に特に一般的です。

いたずらに対して寛容でない場合、ポメラニアン含めて犬の飼育は難しいかもしれません。

いたずらは適切なトレーニングと注意によって減らすことは可能ですが、完全になくならない場合もあります。


ケアが出来ない人

ポメラニアンのケアには、定期的なトリミングやブラッシングが含まれます。

これらのケアは彼らの健康と幸福を保つために重要ですが、時間と労力が必要です。

トリミングやシャンプーは最低でも2ヶ月に1回ほど、ブラッシングや歯磨きは2〜3日に1回は行う必要があります。


毛並みのケアを面倒だと感じる方や、これに時間を割くことができない方にとっては、ポメラニアンの飼育は適していないと言えるでしょう。


まとめ:ポメラニアンを飼うのは大変?

ポメラニアンを飼うことが大変な理由と、飼うことが向いていない人の特徴をご紹介しました。

ポメラニアンは飼うことが大変な面もありますが、それ以上に魅力もたくさんあります。

大変だと言われている理由が気になる方でも、結局は犬が大好きで、愛情を持って接してあげれば問題ありません。

犬を飼うことを検討している方は、どんなものが必要なのか詳しく説明しているので、下記の記事もぜひご覧ください。

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